アッテンボローと山崩れ


角砂糖でしのぎます。
by getsuro

ゾンビ映画入門

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幼少期。映画のなんたるかは、「東映まんがまつり」が全てだと思っていた幸せいっぱいの僕が、初めて見た洋画がジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」だ。
衝撃的だった。人が人を食っているのである。
長い間、愛しい時間を過ごした人が、突然化け物(ゾンビ)に豹変してしまう。
その事実を受け止められず、化け物と化した愛しい人に喰われ、自分も化け物になってしまう人。
ついさっきまで心を通わせていた恋人の頭を、銃で吹き飛ばす人。
化け物は化け物として。先日まで隣人だったゾンビを、まるで害獣駆除のようにレジャー感覚で狩る人々。

自分がゾンビになったらどうしよう。
親がゾンビになったらどうしよう。
現実とフィクションの境界も曖昧な年頃だったボクは、映画を観ながらいいようのない不安感に包まれ、映画を観ながらひとしきり泣いた。
暗闇にはゾンビが潜んでいる。
地獄から死人が溢れているんだ!

その夜、ゾンビに身を引きちぎられる夢を見た。
翌朝、敷き布団がビシャビシャに濡れていた。原因は寝汗と寝小便。
おもらしをしたのは、それが最後だ。

幸か不幸か、ゾンビには一度も遭遇せず、二十数年が経った。しかし映画「ゾンビ」に遭遇していなければ、今でもボクにとっての映画は「東映まんがまつり」のままだっただろう。だから、ボクにとって「ゾンビ」は破瓜のように痛くも愛しい思い出深い映画なんだ。


といったところで、ゾンビ映画には人一倍思い入れがあったりなかったりするわけですが、ぶらっと寄った本屋で「ゾンビ映画入門」と活字の踊る映画秘宝を見つけ即買い。
クイックジャパンとかスタジオボイスとか、映画秘宝とか(並列で語るのはちょっと違うかな?)読んでいる人って、サブカルの方が尖っててカッコイイんだぜ!って開きなおりながら自嘲している感じが苦手(どんな認識だ)なのだけど、今回はこらえきれずに買っちまったよ。
初映画秘宝。

さて、前述の認識が間違いかどうか、これからじっくり読むことしよう。
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by getsuro | 2007-10-25 10:50 | 携帯投稿
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