アッテンボローと山崩れ


角砂糖でしのぎます。
by getsuro

魔女の仕業

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昔むかし、目に止まったものは何でも口に入れてしまう二人の食いしん坊兄弟がいました。

ある時、兄弟はどうせなら美味しいものを食おうぜ!と意気投合し、グルメの街銀座にやってきたのです。
そして兄弟は調理してあるランチディスプレーを次々に食い荒らしていきました。

12軒目のことです。軒先に赤い絨毯の敷いてある、他の店より高級感漂う料理屋にたどり着きました。
「兄ぢゃ、ここのランチはうまそうだな」口のまわりをケチャップだらけにした弟が言う。
「見ろ!そこにディスプレーがあるぞ。」兄が血のしたたるようなレア焼きステーキを興奮気味に指差して言った。

ディスプレーをよく見ると、料理の横には「害なす者に永遠の償いを」と書かれてる。

「なんだこれ?」兄弟は警告文を気にすることもなく、ステーキを鷲掴みにしワシャワシャとものの数十秒で食べてしまったのです。

すると、、、
兄は、弟の顔がみるみるうちにスプーンに変わっていくのに気づきました。
弟は弟で、兄の顔がフォークに変わっていくのに気づきました。
「兄ぢゃ!」銀座の路上に悲痛な声が響き、そのまま静かになりました。

数十分後、店の中から木の実ななよろしく、顔中しわだらけの老婆が現れ、顔がフォークとスプーンになっている2体の銅像をつまらなそうに眺め、また店の中に入っていきました。
老婆が去りしばらくすると、背骨の歪んだせむし男が店からでてきて、2体の銅像を起こし、店の入り口の左右に立たせました。
顔の変形した兄弟は、それ以来見せしめのように、店の前に立っているのでした。
銀座の悲しい悲しい物語でございます。

どんなに腹が減っても、ランチディスプレーを食い散らかすのは止めましょう。魔女に呪いをかけられるやもしれませんから。
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by getsuro | 2006-12-16 13:57 | 携帯投稿
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